2011年9月の雨宿り

201109 Sheltering from the rain


2011年7月の新潟・福島豪雨から約2ヶ月後の9月、会津蒲生駅に一番近い防雪用のトンネル/スノーシェッド内で、再び走り出せる日をじっと待つ、雨宿り中の只見線車両の様子です。

 

この車両は、会津蒲生駅に停車していましたが、鉄路の被害により前後どちらにも進めない状態になっていました。鉄路上に屋根のない会津蒲生駅で野ざらしになるのを防ぐため、しばらくの期間、この場所に移動されていたものです。国道に比較的近い場所でもあり、雨宿り車両はその後、車で移動されたため、今現在はこの場所にはいません。

イラスト「2011年9月の雨宿り」
2011年9月の雨宿り

只見線は福島県会津若松市の会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ、135.2kmほどの路線です。2011年7月の新潟・福島豪雨被害にあった只見線は、当初、会津坂下〜小出間が不通となりました。

その後の復旧工事により、会津坂下〜会津川口間、2012年10月1日には只見―大白川間も復旧したものの、3つの鉄橋(第5、第6、第7橋梁)が流された会津川口―只見間(27.6キロ)は、2018年現在も不通区間となっていて、代行バスが運行されています。

 

長い間復旧の見通しが立たなかった会津川口―只見間ですが、2016年11月の第8只見川橋梁も含めた復旧工法・費用の見直し後は鉄道運行継続の方向で調整が進み、2017年6月には福島県とJR東日本は「只見線(会津川口~只見間)の鉄道復旧に関する基本合意書及び覚書」を締結、上下分離方式による鉄道復旧が進められることになりました。

工期は約3年を予定、今年2018年春から本格着工が開始される予定です。

 

 

 

(2018年1月)